終電で帰れと言ってしまう私
そのタイミングで言う?ってこと、ありませんか。
引越し当日に手伝いの依頼がきました。前々から引越しを計画していたのは知っていましたが、当日朝になって連絡が来るとは。
朝じゃ予定組んであるので行けません。というか、もうその予定で動いているわけですからムリです。学生時代じゃないんだから。
飲んだ帰りに「終電逃したら、先輩のとこ泊まらせてくださいよ」っていうのもやめてほしいです。
そもそも来るような予定で部屋を掃除しているわけじゃないですからね。「終電で帰れ。逃したらいけるところまでいって、あとはタクシーで帰れ」と言います。
私はせまい考えでしょうか。でも、来てくれるなら、それなりに準備もしておいてあげなきゃと思うわけですよ。それができていないと、なんかイヤだなと。
こちらは独身なので2Kっていうんでしょうか。キッチンとベッドルームだけの部屋です。そんなところに人を泊めるのもちょっと気がひけますしね。
私も学生時代は友達のところによく泊まりましたが、就職してからはほとんどないんですよね、おつきあいした人以外という意味ですけど。
数少ない機会で泊まったことはありますが、親友でしかも彼が「泊まってけ、泊まってけ」と勧めるのでお邪魔しました。
飲んだ翌日に家に帰るときの、あのけだるい疲労感がいやなのかもしれません。帰るだけでなんだか一日をムダにしたような気がしてしまって。
そういう森もよかったな
静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、全国に1300社ある浅間神社の総本宮です。
2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産として、世界文化遺産に登録されました。
神社の背後にはもともとこんもりとした森があって、人が入れないようになっていました。鶏だけじゃなく、チャボやなんだか知らない妙な鳥までウロチョロしていました。
さらに、神社の裏の小さな薮のなかには家族でタヌキが住んでいたそうです。
「山に動物がいなくなって、町の神社にいるなんて妙な時代になったもんだ」なんて町の人が話していたんですが、世界文化遺産の登録の関係なのか、その藪というか森はすっかり間伐で整備されて、見通しのいい明るい場所になりました。
で、動物の姿はほぼ見かけなくなりました。
鶏は少ないものの、いまでも何羽かいます。近所の商店街にやってきて、仕込みのちいさな箱に卵を生んでいったので、卵を食べてみた人に話を聞いたら、「けっこううまかった」そうです。
一時は卵をひろってあるいたり、鶏を食べる人も現れたらしいですが、そういう人たちも世界文化遺産の登録の関係なのか、いつのまにかいなくなったようです。