おとなしいウバザメさん

おとなしいウバザメさんです。

内面を磨くタイプということにしておきます

私、服を買いに行ってほめられると、つい買ってしまうクセがあります。


お店の人にほめられると、最初は「言うほど似合ってるはずないでしょ」と心の中で思って苦笑していますが、あんまりほめられるうちにだんだんその気になってきます。


そして、本能で感じたはずの大切な違和感を頭から退けてしまいます。


結局、オシャレとはなんであるのかという基本軸のようなものがないんですね。自分らしいオシャレというのもよくわからないままです。


かといって、流行を追いかけることなんか、とても恥ずかしくてできません。


で、帰ってきて着てみると、やっぱりなんだかちょっと違和感を感じてみたりします。
どうやらまちがった選択をしてしまったと気づいても、いまからかえしにいくわけにもいきません。


そして、結局、いつもの行動に出るのです。安いショップに入って、ダブッとしたポロシャツを買い求める私。


帰ってから、先に買った服と比べてみて、ポツリとつぶやく私。


「いちばん安かったポロシャツが、やっぱりいちばん自分に似合いそうだなあ」


オシャレというのがよくわからずにずっと過ごしてきた数十年。


でも、オシャレを自認して人前でイキイキと着こなしてみせる人を見ても、ああなりたいとは思いません。私、内面を磨くタイプなんですね(笑)。